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2010年6月の30件の記事

2010年6月 1日 (火)

地方の秀才の東大離れ

先日、卒業した高校の先生から突然電話がかかってきて、母校で講演会をすることになりました。形式はまかせるから、授業枠を2コマ使って私の仕事に関する話をしてくれというお願いでした。

講演会は非常にうまくいきました。高校二年生を講堂に全員集めての講演で、一人も居眠りさせることなく楽しく2コマを終えることができました。

講演が終わった後は、私に講演を依頼してきた恩師達といっしょに飲みに行こうということに。

お酒も入ってぶっちゃけモードになると、講師として私に白羽の矢が立てられた理由が分かってきました。

要は、

「東大を卒業して一番分かりやすく楽しそうに仕事しているのが私だった」

からでした。

私の役割は、母校の高校二年生達に、

「東大を卒業したらこんな楽しそうな仕事に就いて人生をエンジョイできるんだ」

と思わせることだったのです。どうにかして東大志望の生徒を増やしたいのです。

学校側としては、分かりやすい看板となる東大合格者数を何とかして増やしたいのです。しかし、地方の超進学校というのは、放っておくと医学部志望だらけになってしまいます。

と言うのも、地方都市においては、東大卒の成功者とやらを見る機会が皆無で、東大を出るとイイことがあるらしいという実感を持ちようが無いからです。「金持ち=医者」であり、それ以外の金持ちと言えば一発当てた中小企業の親父とか地主くらいのもので、子どもはもちろんまわりの大人も含めて、

勉強が出来る子だ → 医者になるべし

という選択肢しか思い浮かばないのが普通なのです。

今考えてみると、私が東大を目指したのなんて、「東京大学物語」というエロ漫画を読んで、東大に行けばなんかすごいSEXが出来ると思ったからに過ぎません。童貞の妄想が原動力だったのです。

ふざけて言っているわけでなく、地方の超進学校から東大を目指す生徒なんて、そういう何だかワケの分からない衝動に突き動かされて行動してしまうタイプの、ちょっと危ういところがある生徒ばかりです。実際には見たことのない勝ちパターンの存在を信じて、その勝ちパターンに人生を賭けてみようと思っちゃうわけですから、

「海賊王に俺はなる!」

って言っているのと大して変わらないわけです。

その結果どういうことが起こるかというと、地方出身の東大生は凄まじい留年率を誇り、留年を重ねた末に卒業できない学生もたくさん出てきて、東大に行ったきり消息がよく分からなくなってしまう人ばかりとなるのです。マジで。

地方で東大を目指すうちに東大卒の勝ちパターンというものを妄想し続け、実際に見たこと無いもんだから際限なく膨らんでいって、いざ実際に東京に行ってからどうにもこうにも収拾がつかなくなってしまうのです。福岡県八女市出身で東大に行ったホリエモンとか分かりやすい例です。

一方で、最初から現実をよくよく分かっている開成卒業組の手堅いことと言ったら!東大では石を投げたら開成卒に当たる勢いなワケですが、驚くべき安定感できっちり無難な道に進んでいきます。

恩師と一緒に飲みながら、東大に進学した同級生のその後を確認してみて、消息不明になっている率の高さに改めて驚きました。

私も例に漏れず留年していて、大学を辞めかねない迷走ぶりでした。しかし、大学四年生当時の彼女(現在の妻)から、

「ていうか、海賊王とかバカじゃない?それより、ちゃんと卒業しな。」

的なことを言われたおかげで、何とか軌道修正することができたのでした。

ということで、イマドキの地方の秀才達は、厳しい時代に生まれただけに現実が見えているというか、堅実というか、ますます東大を目指さなくなっているようです。そして、それは正しいと思います。

存在しない何かを追い求めて旅立っていった東大組の仲間達は、今どこにたどり着いたのやら……。

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2010年6月 2日 (水)

子どもが出来た時の夫のリアクションは難しい

「ゲゲゲの女房」で久しぶりに朝ドラを見るようになりました。水木しげる先生はやっぱり最高です。

水木しげる先生は、人間の業を肯定した上での人間賛歌をずっと描き続けています。

ねずみ男が暴き出してくれるように、どんな人間でも屁をこいて糞をひりだして、鼻水垂らして、ずるいことを時々考えながら生きているのです。

そんな水木先生をモデルにした朝ドラの主人公が、昨日今日の朝ドラで奥さんの妊娠報告へのリアクションで失敗してしまっていました。

子どもが出来た時の夫のリアクションって本当に難しいんですよね。朝ドラの主人公も言っていましたが、どうにも実感が湧かなくて、ひたすら戸惑ってしまうというのが正直なところです。

私の場合は、きょーちゃんをお腹の中に授かったと報告された時のリアクションが薄すぎたと妻から随分愚痴られたものでした。もちろん、嬉しいという気持ちはすぐに伝えたんですけど、至って冷静だったのが気にくわなかったようです。

想像力豊かに生きてきた人間ほど、その想像力を遙かに超えた「自分の子ども」という存在は、どうにもすんなりと受け止められないのです。だって、自分の子どもですよ!!この世に存在しなかった人間が、自分の力によってゼロから創造されるんですよ!

私の場合は実際に生まれてきてからもイマイチ実感が湧きませんでした。子どもがしゃべり始めて子どもの人格を見て取れるようになって初めて、やっと「自分の子ども」という「人間」がそこに確かに存在することを、日々少しずつ実感できるようになったのでした。

だから、今回の朝ドラの主人公のリアクションは、今まで見てきたどんなドラマよりもリアルに感じました。

「でかした!」

とか叫んで小躍りして喜ぶ感じのリアクションが他のドラマでは多いですが、あれはどうにも嘘っぽく感じるのは私だけでしょうか?

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2010年6月 3日 (木)

レゴの世界は基礎板で一気に広がる

レゴの世界は基礎板で一気に広がる
だいくんの下痢便地獄が相変わらず続いています。夕飯直後に健康的なうんちをして大喜びして、入浴直前に下痢便まみれになってがっかりというパターンを繰り返す日々です。更に今日になって38度を超える熱が出てしまって、むしろ悪化しているという…。きょーちゃんは一応風邪が治って幼稚園に行きだしたものの、せきがなかなか治らずまだまだ安心できない状況。

そんな調子でおでかけが難しい状況が続くので、おうちでの遊びを充実させているところです。

特にレゴデュプロに兄弟そろってはまっている感じです。こんなにLEGO duploにはまるんだったら、もっと買い足そうということで、基礎板を購入しました。これがかなりのヒットとなりました。

基礎板があると、とりあえずブロックをどんどんはめ込んでいこうという気持ちになるらしく、きょーちゃんがレゴで遊ぶときの集中力が3割増しくらいになった感じです。写真はきょーちゃんが一人で作り上げた作品です。

レゴを持っているご家庭に、基礎板めちゃめちゃオススメです。普通のおもちゃ屋さんではあまり取り扱っていないので、うちはアマゾンで取り寄せました。

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2010年6月 4日 (金)

早押し遊びが楽し過ぎる

Hayaoshi
職場でホコリをかぶっていた早押しマシーンが捨てられそうになっていたので救出してきました。忘年会か何かで使ったのだと思われます。

ボランティアでやっている小学生向けのイベントで使えるかなと思って持ち帰ってみたのですが、これがきょーちゃんの心をがっちり捕まえたのでした。早押し遊び楽し過ぎです。

私が司会役で簡単なクイズを即興で考えて、きょーちゃん一人が解答者。時々だいくんがワケも分からず邪魔をします。何回かやっているうちに、きょーちゃんが司会役をしたいと言い出しました。

「次はきょーちゃんが問題出すね!ゾウさんは何を食べるでしょうか?」

「ピポン!(解答ボタンを押すと音が鳴ってランプ点灯)」

「はい!お父さんどうぞ!」

「うーんと、お魚!」

「ブー!(司会用の×ボタンを押すと不正解の効果音)違います!」

「ピポン!」

「はい!お父さん!」

「お肉かな?」

「ブー!お肉はライオンさんだよ。」

「ピポン!」

「はい!お父さん!」

「草!」

「ピンポン!ピンポン!(司会用の○ボタンを押すと正解の効果音)正解です!」

「そうだよね!動物園でゾウさんが草食べるのを、きょーちゃんと一緒に見たの忘れてた♪」

そんな調子で1時間近く遊んでいたと思います。途中からきょーちゃんは、かなりグダグダな問題しか出せなくなったのですが、それはそれで楽しかったです。

きょーちゃんは間違い指摘ブームが来ていて、いつも私や妻のちょっとしたミスを目ざとく見つけて、得意げに指摘してご満悦です。そんな間違い指摘ブームと、クイズを出題して×ボタンを押す喜びがぴったり一致した感じでした。

早押しマシーンはかなり良くできていて、子どもが大きくなっても使えるのでオススメです。

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2010年6月 5日 (土)

013エメラルドグリーンのおじさんの恋

「000東大パパ」から続けて読んだ方が楽しめます)

エメラルドグリーンのおじさんは、

「男はみんなオオカミさ」

というのが口癖です。おじさんに結婚歴はありませんが、若い頃は華やかな異性関係だったことをしきりに語ります。

特に舐めテクニックには自信があるらしく、おじさんの舌が数々の女性を骨抜きにした武勇伝を聞かせてくれるのでした。

おじさんは私と弟が住んでいた部屋によく遊びに来ました。部屋に夜な夜な集まる東大生達を相手に、おじさんは独自のオオカミ理論を語ります。人間の業をこよなく愛する我が友人たちは、業にまみれたおじさんの話が大好きでした。

アルジェリアの飯場で調理担当として働いていた頃の話とか、何をどうしたらそこにたどり着くのか謎過ぎる経験を当たり前のように語るハゲたおじさんと、桃鉄しながらそれを楽しそうに聞く東大生達、そこに混じって何故か圧勝する夜間高校生の我が弟という、何ともカオスな空間は最高に楽しかったです。

そんな楽しい空間だった私と弟の部屋をおじさんも気に入っていて、私が東大を卒業して部屋を引き払うにあたって、おじさんが引っ越してくることになったのでした。家賃は、おじさんの母親にあたる80過ぎた祖母が払うという、相変わらずの見事な穀潰しぶりです。

私が社会人になって東京を離れてしまったので、おじさんとはあまり会えなくなってしまったのですが、一年ほど過ぎた頃に、おじさんがあの部屋で女性と同居し始めたらしいという噂が聞こえてきました。得意の舐めテクにソープ嬢が本気になったらしいとのこと。場合によっては、還暦を目前にいよいよ結婚もあるみたいな話になっていました。

そんな噂を聞いて半年ほど経った頃に、仕事で東京に行くついでにおじさんに会おうと電話したところ、おじさんは泊まりに来いと言います。女性とは、もう別れてしまったと言うのです。

久しぶりに部屋に入ってみると、私が住んでいた頃と基本的に変わっていません。部屋を引き継ぐにあたって、使っていた家具や電化製品はそのままおじさんにあげたからです。

でも、何年も住んでいた思い出の部屋のはずなのに、凄まじい違和感があるのです。

違和感の正体は、大量の南京錠でした。私が使っていた勉強机のサイドチェストをはじめ、ありとあらゆる引き出しに南京錠が取り付けられていたのです。

そこらじゅうの引き出しに、ネジで無理矢理取り付けられたゴツい南京錠。

おじさんと恋人との同棲に何が起こったのか……。

無数の南京錠が鈍く光る様子と、久しぶりの再会を無邪気に喜ぶおじさんの顔とを交互に見ながら、改めておじさんのことを大好きになったのでした。

「014東大に合格するつもりで部屋まで借りたものの」につづく)

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2010年6月 6日 (日)

結婚したらそのままの君ではいられない

結婚式に出席。

ちょっと子どもっぽいところがチャームポイントだと自分で思っている様子で、周りからするといい加減にして欲しい時がたまにある感じの、バブル世代の新郎でした。彼にとっては二回目の結婚です。

二次会では、新郎が趣味のバンド活動の成果を披露するなど、彼がいかに少年の心を忘れていないかを思う存分にアピールしていました。なかなか盛り上がりました。

宴の最高潮では、新郎から新婦への手紙の朗読という趣向に。その手紙の中で新郎は、こう書いていたのです。

「いつまでも今のままの君でいてください。今のままの君が好きだから。
僕も、今のままの自分であり続けようと思います。
お互い、今のまま変わらないで年を重ねていきましょう。」

これを初めての結婚で言っちゃうのは分かります。

しかし、彼は二回目です。

「あなたは一回目の結婚と離婚で何も学ばなかったのか?」と、私は呆れてしまったのでした。

結婚生活を続けていくという営みは、人間を絶対に変えてしまいます。他人同士が一緒に人生を歩いていこうとするわけですから、それまでの自分のままでいられるわけが無いのです。

私も自分が結婚する時に、ある程度は覚悟していました。しかし、実際に結婚生活を送ってみると、これだけは譲りたくないと思っていたことまで、涙を飲んで大きく変えざるを得ないということが山のようにありました。もちろん妻も、話し合いやケンカを繰り返す中で、たくさんのことを、それまでの彼女の流儀から変えてくれたのでした。

それは、どちらかが間違っているわけではなくて、お互いの正解同士を何とかしてすり合わせる作業なのです。

結婚生活を一度経験していれば、「そのままの君」「そのままの僕」なんて言葉が寝言でしかないと分かりそうなものなのに…。

これは今回の結婚も厳しいなぁと思っていると、最後のあいさつで新郎がぼそっと言いました。

「これから二人で新しい価値観を作っていきたいと思います。」

この言葉に一安心。

自分が信じてきたものを見直す作業は、誰にとっても多かれ少なかれ苦痛です。その痛みに対する恐れが新郎は特に強いのだけれど、新婦を愛する気持ちが、新郎を少しずつ変えつつあるのだなぁと思ったのでした。

二人が末永く幸せな夫婦であり続けることを、心から祈ります。

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2010年6月 7日 (月)

植物は全部遊び道具

植物は全部遊び道具
だいくんが松ぼっくりを拾いました。踏んづけた時の感触が楽しいらしく、下に置いて何度も踏んでいました。

植物が全部遊び道具になってしまう様子を見ていると、そう言えば子どもの頃はそんな感じだったなぁと思い出します。

きょーちゃんは、今日は幼稚園から帰ってきて一人でかけっこをしていたのですが、スタートの前にツツジの葉っぱを上に放り投げてから走っていました。何の意味があるのか私には理解できなかったのですが、スタートの度に新しい葉を一枚むしって、とても楽しそうでした。

そう言えば、今日はきょーちゃんが生まれて初めての席替えをしたそうです。でも、特に何の感慨もなさそうでした。年少さんってそんなものらしいです。

年をとるということは、植物をおもちゃにする気持ちを忘れることだったり、席替えにドキドキする気持ちを覚えることだったりするんですね。さて、今の自分は、何を失い、何を得ようとしているのでしょうか。

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2010年6月 8日 (火)

母乳原理主義なんてクソ喰らえ

今日のゲゲゲの女房で、松下奈緒が粉ミルクで育児していて、ナレーションで

「産科の先生がアメリカ帰りで、母乳よりも栄養があると言われていたミルクでの育児を推奨していたのでした。」

みたいなことを言っていました。これを聞いて、母乳原理主義の人は飛び上がって目を白黒させたことでしょう。

赤ちゃんに母乳を与えることについて、最近の主流派は、「母乳を出来るだけ与えるべし!」という意見になっているようです。

人によっては母乳至上主義というか母乳原理主義のようになっていて、我が子をミルクで育てているママさんに対して文句を言うような方までいるようです。

ところが、ほんの十年ほど前、ダイオキシンの害が盛んに喧伝されていた頃には、日本人女性の母乳はダイオキシンで汚染されているから「母乳は与えない方がいい!」という意見が盛んに言われていました。

母親の体内に入ったダイオキシンが母乳に濃縮されるから、赤ちゃんは高濃度のダイオキシンを摂取することになると、まことしやかに言われていたものです。 その後、一定のダイオキシン対策が進んだ他、ニュースステーションの所沢ダイオキシン風評被害事件などもあって、いたずらにダイオキシンの害を喧伝する風潮は収束に向かいました。

一方で、ミルクよりも母乳が優れていると言える部分があることも間違いないので、再び、「母乳は与えた方がいい」というムードになっているのでしょう。

そう、「ムード」としかいいようのないレベルの議論と調査しかされていないのが現実です。

なので、我が家の結論は「母体が楽なやり方を優先するべし!」ということで。

そもそも母乳が十分な量出ないお母さんもたくさんいらっしゃいます。一方、母乳がたくさん出るお母さんは、母乳を吸ってもらわないとおっぱいが張ってつらいのだそうです。

「絶対に全部母乳で!」とか、「母乳は一滴も与えるべからず!」といった結論を導き出すのに十分な根拠が無いわけですから、誰に遠慮する必要もありません、母体の都合を最優先させましょう!

それでママの気持ちに少し余裕が出た分を、赤ちゃんの他のお世話にまわしてあげた方が、よっぽど建設的です。

わが家は、きょーちゃんは母乳と粉ミルクの混合で育てていました。だいくんはほぼ完全に粉ミルクです。二人とも元気に育っています。

それにしても、母乳原理主義の人たちには困ったものです。世の中には、どうしてこうも思考停止に陥って大声で騒ぎ立てる人が多いのでしょうか?

ちょっと調べてみただけで、その時々のブームに過剰に反応することの愚かさが分かります。 産院の新生児室で全員うつぶせ寝させていた時代があったり、股関節脱臼の原因となる三角おむつが流行ったり、もう笑えるレベルです。

物事の正しさなんて、本当にびっくりするくらい全部程度問題で、自分の問題を自分の頭で、その時々の状況に合わせて、いちいち一生懸命考えるしかないのです。

これからは、母乳原理主義な人の被害にあったりしたら、心の中で 「思考停止のバカキタ――(゚∀゚)――!!」 と思っていたらいいと思います。

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2010年6月 9日 (水)

おちんちんの木

Mori
木の根に水をかけて良いことをした気分になる遊びに、きょーちゃんがはまっていました。

私と一緒にお風呂に入って歯を磨いているときに、その遊びを思い出したらしく、うがいした水をワザと私の股間に吐き出したり、コップの水を股間にかけたりして遊び始めました。

私の股間を木に見立てているのです。おちんちんブームはまだまだ継続中です。

きょーちゃんには私の通常時の股間が公園の大木と同じようなスケール感で見えているのだなぁと、ちょっと調子に乗りつつも、

「お父さんのおちんちんは木じゃありません。水をかけなくていいです。」

ときょーちゃんを注意しました。

すると、きょーちゃんは言いました。

 

「木じゃないよ。枝だよ。」

 

いやはや…。

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2010年6月10日 (木)

AKB48にまったく食指が動かない

ここのところテレビをつけるとAKB48選抜総選挙の話題が多かったですが、AKB48にまったく興味を持てない自分がいます。

アイドルに興味を持てないなんて、30超えると私もさすがに色々と落ち着いてしまったということでしょうか。

その昔は、私がモーニング娘。のちょっとしたファンだったことが原因で、彼女(今の妻)と大ゲンカしたほどだったのに…。

第一次モー娘。騒動は結婚直前のことでした。私がモーニング娘。のライブに一人で行ったことが彼女の知るところとなり、特に私は隠していたわけではなかったのですが、彼女は凄まじい嫌悪感を示して激怒したのでした。

「このロリコン野郎!」

と私をののしるのです。

私はそんなに熱心なファンではなかったですし、敢えて推しメン(推しメンバーの略)を挙げるとするならチャーミー(石川梨華の愛称)だったので、ロリコン呼ばわりされるのは心外でした。ライブに行ったのも、一度くらいはモーオタのみなさんの様子を実際に見てみたいという好奇心ゆえでした。

しかし、彼女は聞く耳を持ちません。とにかくモーオタとは結婚できないということで、なってもいないモーオタを辞めると宣言して、なんとか彼女をなだめたのでした。

それからの新婚生活で、テレビにモーニング娘。が出てきたときの気まずさと言ったら!

「あら、あなたが大好きなモーニング娘。が出てるわよ。」

と言われて、私は気の利いたリアクションをできるはずもなく、押し黙ってしまいます。その沈黙が更に妻をいらだたせてしまいます。

「もっと普通にできないの!」

そ、そんなこと言われても…。

当時はモーニング娘。がまだそれなりに人気があったので、けっこうな割合でテレビに出てきます。いっしょにカウントダウンTVを見ていて、ランクインしたモー娘。の新曲が流れる時間をなんとか沈黙で乗り切って、もう大丈夫と思ってホッとしたら、スタジオライブがモーニング娘。だったときの絶望感ときたら!さすがに沈黙では乗り切れないので、ぎこちなく

「へぇー、まだモーニング娘。なんて人気あったんだね。」

とか言った後の、微妙きわまりない空気ときたら!


そして、更なる悲劇、第二次モー娘。騒動が起きます。

見たい番組の録画予約を忘れていたことを会社で思い出して、妻に電話で録画を頼んだ時のことでした。

「ビデオテープはどれを使えばいいの?」

「ラベル剥がしてあるのは全部消してイイやつだから、適当に選んで上から録画しておいて。」

「うん、わかった。そうだ、今日はハンバーグだよ♪」

「おっ、楽しみだね。」

なんてやり取りがあって、仕事を終えてゴキゲンで帰宅してみると、何だか様子が変です。

「あれ?どうしたの?ハ、ハンバーグだよね♪そ、そうだ、ビデオ大丈夫だった?」

「うん、ちゃんととれてるよ。この…ロリコン野郎!」

???????

そして、妻はおもむろにビデオを再生します。すると、私が頼んでおいた番組がちゃんと再生されます。再生が終わると、テープにもともと録画してあったものが途中から再生されます。

 

画面には 「ハロー!モーニング」 つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

テレビ東京系でやっていたモーニング娘。の番組です。独身時代は欠かさず録画していた番組です。

妻が早送りボタンを押すと、三倍速でみっちり録画されたハロモ二が延々と続きます。

「いや、ほ、ほら、だ、だって、ラベルを剥がしていたってことは、消すために置いてたってことだし、今はもう見てないし…」

その後食べたハンバーグは、まったく味を感じませんでした。

今ではすっかり誤解も解け、そもそもモー娘。がテレビに登場しなくなり、我が家は平和になったのでした。

そして、今はAKB48の時代なわけですが、仮面ライダーWに出てくる人が何となく分かる程度です。

好奇心旺盛であることが自分の最大の長所だと思っているので、いまいち興味を持てなくなってしまったことが、淋しいような、家庭の平和のためには喜ばしいような…。

だいくんが思春期を迎える頃には、どんなアイドルが流行っているのでしょうか。でも、きっと、その時代のアイドルの魅力を私は理解できなくなっている気がします。なんか、きっととんでもない形のアイドルになっているんでしょうね。

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2010年6月11日 (金)

紙を切って作る網

紙を切って作る網
「ワクワクさんが、紙を切って網みたいなのを作っていたよ。あれ作ろうよ!」ときょーちゃん。

おそらくこれのことだろうということで作ってみました。

紙を屏風畳みして、互い違いに切れ目を入れて広げると網状になります。

折り紙を半分の半分に折って、そこに鉛筆で切るべき線を引いてやったところ、きょーちゃんでも自分でハサミで切ることができました。

私はチラシで巨大な網を作成。ただでさえ大きな電器屋さんのチラシが、それはそれは大きく広がる網になるので、きょーちゃんは大喜びでした。

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2010年6月12日 (土)

014東大に合格するつもりで部屋まで借りたものの

「000東大パパ」から続けて読んだ方が楽しめます)

自分が東大に落ちるわけがないと信じていたので、私は合格発表の前から東京に部屋を借りていました。

高三春の時点で、センターの模擬試験の得点率が9割を下回ることはほとんどありませんでした。しかし、二次試験対策が不十分で、東大模試での合格判定はせいぜい6割程度。

でも、自分が落ちるわけが無いと心の底から信じていました。根拠のない自信をみなぎらせることにかけては、我ながら天才だと思います。

そんな私を、高三の秋にハプニングがおそいました。弟が悪いことをして高校を退学になってしまったのです。

母親は心労のあまりハゲだらけになってカツラを被りつつ、職場の配置転換で深夜まで残業しつつ、必死で善後策を探りました。

バカ旦那は相変わらず、仕事から帰ったら天下布武に一生懸命でした。

そして、母親は東京の定時制高校を見つけてきました。どうせ私が東大に合格するのだから、春から弟は東京の定時制高校に編入、私は東大に通えばいいじゃないか!というグッドアイデアです。

私があまりにも自信満々なので、家族も引きずられて合格を信じきっていたのでした。

今になって考えてみると、受験生を取り巻く環境としては無茶苦茶です。しかし、こういうちょっとした波風には慣れっこだったので、特に動揺することなくセンター試験の日を迎えたのでした。

センター試験は得意だったので、地元の大学の試験会場で試験問題が配られたときには、

「オラ、ワクワクすっぞ!」

って感じでした。まわりの人が緊張している意味が分かりませんでした。

世界史は、高三の夏に地理から切り替えたので対策が間に合わず、センター試験会場での休み時間にも淡々と勉強を進めて、何とか現代史の途中まで勉強がたどりついたところでセンター試験本番の時間を迎えるという泥縄ぶり。試験会場で覚えたことが2問ほど出題されたので、直前まで粘ってみるもんです。

そんな感じで、英語・数学・国語・生物・世界史・倫理の合計点で、100点満点換算で95点という自己ベストを叩き出したのでした。特に主要3教科は、英語と数学が満点、国語で1問間違えただけでした。

ただ、東大は二次試験重視の点数配分なので、センター試験がいくら出来ても大して有利にはなりません。

その肝心の二次試験を受けるために生まれて初めて飛行機に乗り、生まれて初めて東京へ行き、生まれて初めて渋谷のスクランブル交差点に立って、

「田舎者は祭りの日だと勘違いするらしいが、俺はそんな田舎者ではない。
しかし、敢えて言おう!
さすがに今日は、いくら何でもこの人の多さは、祭りの日に違いない!」

とか本気で思いました。

とは言っても、そんな上京の衝撃ごときで私が動揺するわけもなく、ベストな状態で二次試験を受けたのでした。

当然、東大文一しか受験していないので、東大の二次試験が終わった後は、既に東京に借りてあった、弟と二人で住むための部屋にそのまま住み着き、ひたすら遊びほうけて合格発表の日を待っていたのでした。

「015東大にうっかり不合格でどうしよう」につづく)

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2010年6月13日 (日)

子どもの包茎問題を泌尿器科医に確認した

友人の結婚式でした。小学5年生の頃に塾で出会い、中学、高校と同じ学校に通った長いつきあいの友人です。今は小児科医として頑張っていて、花嫁さんは皆藤愛子とAKB48のこの前まで真ん中にいた人を足して2で割った感じの美人の看護師さんでした。

私が座ったテーブルは高校の同級生で占められていて、私以外は全員医者。これは良い機会だということで、医療関係の色々と気になっていたことをまとめて解決してきました。

中学時代から徹底的な努力家として尊敬されていた田畑君が泌尿器科を専門としていたので、子どもの包茎問題を聞いてきました。

私が以前に書いた

「子どもの包茎は気にするな」

という記事は、世の中の多くのママさんにとって非常に有り難い内容に違いないと自負しています。私の主張に間違いがないことを田畑君に確認してきました。

そもそも、子どものおちんちんの恥垢は無菌状態なんだそうです。そして、潤滑油として機能しているのだとか。だから、包皮を無理矢理むいてやっきになって恥垢をほじくり返そうとする必要は無いし、まして子どものうちに外科手術によってずるむけにするのはナンセンスだそうです。

ただし、排尿時に包皮の中に小便がたまって水風船のような状態になる場合は、何らかの処置が必要だとのこと。

そんな話をしていると、「小児泌尿器科」という聞き慣れないキーワードが医者の友人達の間で飛び交い始めたので、すかさず質問しました。

「ねぇ、小児泌尿器科ってイマイチ患者さんのイメージが湧かないんだけど。どんな症例が多いの?」

「ほとんど先天奇形だね。だから、性器を形成外科手術するってことになるんだけどさ…。」

田畑君によると、おちんちんが二またに分かれているとか、尿道が袋の方についているとか、そういう例があるそうです。ある程度手術に耐えられる年齢になってから形成外科手術ということになるものの、形はともかく、勃起して射精までするという複雑極まりない機能を手術によって実現できるかというと、それは非常に難しいわけで…。

小児泌尿器科という分野は、生死に直接は関わらないことが多いゆえに、むしろ多くを求めたくなる親御さんの気持ちがあって、だけど現代の医療で到達できるのは、そんな親御さんの思いのはるか手前にならざるを得ないという、他の分野とは違った厳しさがあるのだそうです。

多くを求めたくなる親御さんの気持ちも痛いほど分かるだけに、うちのだいくんのおちんちんが今のところ至って普通であることの幸せをかみしめたのでした。

他にも、日本脳炎の新しいワクチンについて小児科医の友人に聞いてきたので、そのうちまとめます。結論としては、日本脳炎新ワクチンの予防接種は積極的に受けるという判断で良さそうです。

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2010年6月14日 (月)

壁の向こうで何が?あそび

壁の向こうで何が?あそび
レゴデュプロで作った巨大な壁の後ろを車が通ります。壁を通る前と後とで、車に乗っている動物に変化が起きます。その変化を言い当てるあそびです。

「パンダがライオンに変わった!」

みたいな感じで、言葉で上手に表現する力を養うことが目的です。変化そのものは一目瞭然です。

壁の向こうには動物や人間の人形がたくさん待機していて、車を通過させる間に、乗っている人形を乗せ換えます。

きょーちゃんもだいくんもLEGO duploにはまりまくっているので、「楽しいどうぶつえん」というセットを買い足しました。動物の人形が一気に増えたので考えた遊びです。

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2010年6月15日 (火)

梅雨なのでてるてる坊主を

梅雨なのでてるてる坊主を
梅雨入りしたのできょーちゃんとてるてる坊主作り。

最初はティッシュだけで作っていたのですが、物足りなくなって、私の使い古しのシャツを切った布で作りました。

そう言えば、てるてる坊主の歌って何故か最初の部分しか歌えないですよね?調べてみると、三番の歌詞とかメチャメチャえげつないんです。

てるてる坊主

作詩 浅原 鏡村
作曲 中山 晋平

てるてる坊主 てる坊主
あした天気にしておくれ
いつかの夢の空のよに
晴れたら金の鈴あげよ

てるてる坊主 てる坊主
あした天気にしておくれ
私のねがいを聞いたなら
あまいお酒もたんと飲ましょ

てるてる坊主 てる坊主
あした天気にしておくれ
それでも曇って泣いてたら
そなたの首をチョンと切るぞ

歌が作られた大正10年当時の時代背景に想いを馳せて、想像が膨らみます。

長雨が止むよう必死に願うも雨は降り続き、てるてる坊主の首を切り落とす農家のお父ちゃん。
明日には川が溢れ、畑が水に浸かることは明らか…。
その子どもが新たなてるてる坊主を作りながら、弱々しく口ずさむてるてる坊主の歌。
そして、切り落とされたてるてる坊主の生首の上に降るお父ちゃんの涙の雨…。

これは幼稚園や小学校では歌いにくい感じなので、みんなイマイチ覚えていないのでしょうかね。

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2010年6月16日 (水)

こすり出しはうちわが楽しい

こすり出しはうちわが楽しい
しまじろうヘソカでやっていたこすり出しをやってみました。

鍵とか硬貨が案の定いい感じ。レゴブロックデュプロの基礎板の裏側は、まぁまぁおもしろかったです。

ヘソカではフォークなどをやっていましたが、凹凸があまりに激しすぎてうまくできませんでした。

一番楽しかったのがうちわです。季節がら家の中のどこかに転がっていますよね。面積が広いので、いろんな色を使ってみる応用編も簡単です。オススメです。

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2010年6月17日 (木)

危険なキス

Daikiss
いってきますのキスを唇にしようとすると避けていただいくんが、最近は避けなくなりました。

それどころか、口を微妙に開けて私の唇を

「はむっ♪」

と包み込むようなキスをするのです。

 

…おそろしい子!

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2010年6月18日 (金)

レゴのパーツを探して使う

レゴのパーツを探して使う
きょーちゃんが作っていたレゴの塔です。下にもっと色々とついていた作品の残骸です。

この一番上の部分を作るときに、

「あれ、このブロックもう一つあったのに、どこいったの?」

と言って、箱の中をひっかき回していました。

その直後、だいくんが箱をひっくり返してぶちまけてくれたおかげで、無事すぐに見つかっていました。

作りたい作品のイメージが明確にあって、部品を探して作品を作る姿を初めて見た気がします。今までは行き当たりばったりな感じでした。これって、大きな成長だよなぁと思いながら黙って見守っていました。

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2010年6月19日 (土)

015東大にうっかり不合格でどうしよう

「000東大パパ」から続けて読んだ方が楽しめます)

合格発表を見るために、ぜひ東大生誕生の瞬間に立ち会いたいというエメラルドグリーンのおじさんと、前山君という同級生との三人で東大の本郷キャンパスに向かいました。

前山君はしばらく前から、私と弟の部屋に泊まりに来ていました。前山君は中学受験の塾時代から中高とずっといっしょで、東大文三を受験しました。

合格発表の前夜、いつもは弟が寝ている二段ベッドの下段に前山君が寝ていました。

「なあ、東、まだ起きてる?」

「起きてるよ。」

「自信ある?」

「もちろん。」

「俺、無いんだ。」

「…。俺は、ある。」

「明日なんだけどさ、合格している可能性は東の方が高いと思うんだよね。」

「…。正直、悪いけど、俺もそう思う。」

「だからさ、まず俺の文三の方から見に行こうぜ。なんか、東が合格したのを見た後に自分が落ちているのを確認するのってさ…。」

「分かった。前山の結果を見て、その後、俺が合格しているのを確認しに行こうぜ。もし、お前がダメだったら、お前だけ先に帰っちゃってもいいし。」

「うん。もしダメだったら、そうさせてもらうかもしれない。自分が落ちたら、お前の合格を祝福してやる余裕無いかも。ゴメンな。」

「いいよ。」

「…。」

「二人とも受かってたらいいな。」

「そうだな。」

というやりとりをしたのを強烈に覚えています。

そして、合格発表。本郷キャンパスに向かって歩いていくと、東大マーク入りの封筒を抱えた笑顔の人が何人も歩いてきます。合格者です。

まず、文三の合格発表掲示板にたどりついて前山君の番号を探します。

ありました。

前山君はめちゃめちゃ喜びました。私も心から祝福しました。これで自分の合格を気兼ねなく祝えます。

後はみんなで、私の合格を確認するだけです。

文一の合格発表掲示板で私の番号を探します。

ありません。

脇に立っている別の小さな掲示板を探しました。

私の番号がありました。

後期試験の一次合格者掲示板の方に…。

後期試験というのは、分かりやすく言うと敗者復活戦で、前期試験で落ちた人でも、もう一度、全く違った形式の二次試験を受けることが出来るのです。

ただし、東大文一の後期試験は、センター試験で相当高い点数を取っていないと、いわゆる足切りにあってしまって、二次試験を受けることすら出来ないのです。

私は、前期試験は落ちてしまったものの、後期の二次試験を受ける資格は得たという、首の皮一枚残った状況になったのでした。後期試験まで1週間ほどしかありません。

「東…。えっと…。俺、合格者の手続きに行ってくるね。」

「うん。ごめん。俺は先に帰ってるよ。」

前山君とエメラルドグリーンのおじさんと別れ、私は部屋に帰り、自宅と母校に結果を報告します。母校からは母校初の東大文一後期合格者になるよう激励を受けました。

コタツにもぐりこんで、放心状態でぼーっとしていると、前山君が帰ってきました。

「おかえり。本当におめでとう。」

「ありがとう。…。あのさ、東大の後期試験の過去問集とか持ってる?」

「いや、全く想定していなかったから、見たことすらない。」

「じゃあ、これ。俺は要らなくなったから、よかったら使って。」

「あ、助かる!」

初めて見る後期試験の過去問集をぺらぺらめくっているうちに、私のポジティブスイッチが入りました。

「へぇー、こんな問題が出るんだね。これならいけるかも!」

「うん、国語がめちゃめちゃ得意な東なら、絶対いけると思うよ!」

東大文一の後期試験は、小論文と英語の長文読解です。残された一週間で過去問集を一通り解いてみました。小論文対策なんてしたことありませんでしたが、国語はずば抜けて得意だったので時間内に何かしら作文できるようにはなりました。

後期試験本番の時には、いつも通り自信満々の私が出来上がっていました。

試験では、それなりの手応えがありました。

そして、後期試験の合格発表。今度はエメラルドグリーンのおじさんと二人で見に行きました。

合格でした。

私が歓声をあげると、アメフト部のみなさんが集まってきて、恒例の胴上げをしてくれたのでした。

エメラルドグリーンのおじさんは、自分の甥っ子は大したもんだと、東大生誕生の瞬間に立ち会えた喜びに浸っていました。

「おじちゃんは、入学式にも着いていっていいよな?」

「もちろん!家族は二人まで着いてきていいらしいから、じいちゃんとおじちゃんと三人で武道館に行こう!」

「本当におめでとう!よし!今から赤坂にすし食いに行こう!」

「お金あるの?」

「大丈夫!お前の東大合格を祝ってやったって言ったら、おふくろが余計に金を送ってくれるに決まってる!」

そんなこんなで、東大生になった私と、定時制高校生になった弟との、東京での生活が始まったのでした。

そういえば、弟も編入試験があったものの、

「次の英語の意味を書け。
No Smoking.」

といった感じの問題だったので、無事に合格できたそうです。

「016セレブな紅茶の飲み方」につづく)

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2010年6月20日 (日)

君が結婚するときに贈る言葉

君が結婚するときに贈る言葉は決めてあるんだ。

「祝婚歌」 吉野 弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

お父さんとお母さんの夫婦としての日々を見てきた君は、きっとすぐに理解できると思う。

お互いの弱さを、業を、しっかりと受け止めて、二人が永遠に、お互いにとって大切な存在であり続けられますように。

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2010年6月21日 (月)

育児が初の責任者

ここのところ、妻がメチャメチャ弱音を吐きまくっています。ちょっとネガティブな性格で、弱音を吐くのはいつものことですが、特にひどくなってきました。

そうした負の感情を子どもたち相手に吐き出してしまって、そんな自分がイヤになって、また弱音を吐くというダメスパイラルに入り込んでいたので、子どもたちが寝た後にゆっくりと話し合い。

何となく見えてきたのは、「責任者」という立場にとまどう妻の姿でした。育児においては、どうしても母親が責任者ということになってしまいます。

しかし、妻は「責任」というものが大の苦手で、どんな組織であれ「責任者」的な立場に立つことを必死で避けて生きてきたのです。

一方で、私は「責任」が大好物で、どんな組織であれ「責任者」の立場に必ず立ち、ありとあらゆる義務を背負い込み、その方が経験値もボロ儲けできるし、何より楽しいと心から思いながら生きてきました。

なので、夫婦の組み合わせとしてはバッチリで、これまでは何の問題も無かったのですが、育児に関しては、私が全部請け負うというわけにもいかず…。

ただ、育児において初めて「責任者」という立場に立たざるを得なくなって戸惑っているママさんって、妻の他にもいっぱいいそうですよね。

う〜ん、どうしたものか。

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2010年6月22日 (火)

かぼちゃで作った…

Kabocha
かぼちゃの煮物を食べていたきょーちゃん。

皮の上にちょこんと果肉が残って、ちょうどスリッパのような形になったのを見て一言。

「この形、和式便器みたいだね。」

和式便器はきょーちゃんの良きライバルだから、強烈な印象があるのでしょう。

きょーちゃんは和式便器でもちゃんと用を足せるのですが、けっこう頑張る必要があって、出して拭いて無事にズボンを上げた時には、それはそれは清々しい達成感があるのです。

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2010年6月23日 (水)

Motherを見て虐待について考える

ドラマの「Mother」を夫婦で見て泣いていました。

虐待をしていたお母さんにも感情移入できたのが良かったです。

母親という仕事の大変さが、人間の心を疲れ果てさせて、ふらふらと道を踏み外させてしまいかねないことは、妻の様子を見ていると分かります。

きっと、母親という仕事は、多かれ少なかれ周りの助けがあってこそ成立するものなんだろうなぁと思います。

じゃあ、虐待の疑いや、その寸前の状況に気付いてしまったときに、家族の外側にいる周りの人に何が出来るかというと難しいですが…。

ただ、こういう態度だけはありえないなぁと思ったのが、高知に住んでいた頃に見かけた「ありがとうマンダラ」とかいうものを作っている人たちです。

「ありがとう」という文字をびっしり書いて絵を浮かび上がらせる、私は生理的に受け付けないタイプのアートとやらが展示されているのを見て、これは何だろうと思って調べて、ゲンナリする文章を見てしまったのでした。

http://www1.ocn.ne.jp/~takeyosi/mandala/mama.html

Mandarart

【 追 悼 】2008年2月4日に亡くなった「藤岡和輝くん」も「ありがとうのあじさい」の制作者の一人で、このマンダラアートは葬儀の時にも飾られ、5年生みんなのありがとうの思いにつつまれ天国に召されたことをお伝えいたします。

藤岡和輝くんというのは、高知県南国市で起きてしまった虐待事件の犠牲者です。

身近に虐待があって自分に出来ることがあるのかは、私も悩ましいです。しかし、何も出来なかった自分たちを責めるのではなく、自分たちが良いことをしたぐらいの書きっぷりには違和感ありまくりです。

「虐待してくれてありがとう」とでも親に言えば解決するのでしょうか?

心の持ちようが大切なことは間違いないですが、心の持ちようだけでは絶対に解決しないことにまで同じ理屈を持ち込もうとすると大変な悲劇を生みます。

そういう意味でも、虐待の問題はきれいごとだけでは解決しないという壮絶な現実をきっちり描いていたMotherは良いドラマだったなぁと思います。

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2010年6月24日 (木)

日本脳炎予防接種を受けるまで

Nihonnouen
きょーちゃんが日本脳炎予防接種を受けてきました。3週間後に2回目の接種に行く必要があるそうです。

日本脳炎予防接種をめぐっては、何度も行政の方針転換があったので、どうしたらいいのかイマイチよく分からずに悩んでいる方も多いと思います。我が家が受けようと決めるまでの変遷をまとめておきますので、参考にしていただければと思います。

私たちが子どもの頃は普通に受けていた日本脳炎予防接種が、色々と大変なことになっていると知ったきっかけは、当時住んでいた高知市の広報誌「あかるいまち」2008年4月号でした。日本脳炎予防接種の備考欄に、妙なことが書いてあったのです。

重傷な副作用の事例が認められたため、現行ワクチンによる定期接種はお勧めしていません。ただし、特に接種を希望される方は医療機関に同意書を提出すれば接種可能です。

…。

予防接種を受けるのに相当な覚悟を求められるんですね。

少し調べてみたところ、2005年からこの状況が続いていました。新しいタイプのワクチン待ちだけど、開発が遅れてしまっていたそうです。

ってことで、その代わりということなんでしょうが、厚生労働省からの「蚊に刺されないようにしましょう」という注意喚起のポスターが役所の掲示板などに張り出されていました。そんなこと言われても…って感じですが。

そして、今年の5月になって、今住んでいる自治体から手紙が届いたのです。

日本脳炎予防接種第1期初回(2回接種)について(ご案内)

というタイトルの文書なのですが、イマイチよく事情が飲み込めない内容なのでした。

 日本脳炎予防接種につきましては、厚生労働省の勧告に基づき、平成17年5月より、接種勧奨を見合わせておりましたが、今回、新しいワクチンの取扱が開始になったことを受け、厚生労働省からの通知に基づき、平成22年4月〜平成23年3月に3歳であるお子さんに限り、日本脳炎予防接種第1期初回の接種をご案内することになりました。
 なお、今回は大きな変更が生じたため、郵送でご案内をさせていただきましたので、御了解下さい。

うちのきょーちゃんが3歳だから特別に受けられるということのようです。

でも、なんで3歳だけ?

結局、接種勧奨ってことになるの?

オススメするの?

受けろっていう強制なの?

でも、なんか受けるも受けないもあなた次第ですみたいな微妙な空気が文書全体に漂っているのは何?

ということで、検索して厚生労働省のQ&Aページを読んでみました。

日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A (平成22年4月改訂版)

ここを読むと、新しいワクチンとやらも重大な副作用の可能性は否定できなくて、と言うかまだよく分からない状態だと書かれています。それどころか、ワクチンの効果を十分に発揮するために必要な、9歳くらいで受ける第2期接種用のワクチンとしては、また別の認可が必要なようで、その認可は今のところ下りていないという…。

なんかもうびっくりするくらい分かりにくい書き方というか、後で問題が起きたときに、「ちゃんと書いてあったもん!」と言うためだけに、とにかく事実を羅列してあるだけです。

よくよく読むと、予防接種を受けるように再び「積極勧奨」するようになりましたということらしいのですが、受けたらとんでもない副作用が待っているような印象も強烈で、そんなどっちつかずな感じが、この文書を書いたお役人のねらいなんだろうなぁと思ってみたり。

ということで、どっちでもいいんだったら、何もしないという選択肢の方が楽でいいだろうなどと考えて、私は妻に向かって高らかに、

「近所に豚もいないから、うちは受けなくていい!」

と宣言したのでした。

ところが、その後も調べ続けていたところ、また考えが変わったのでした。

きっかけは、

新小児科医のつぶやき「2010-02-12日本脳炎ワクチン情報」

というブログ記事を読んだことでした。

この記事を読んで、私なりに解釈したところでは、要は新しいワクチンの数が足りなくて、ここ5年間で大量に生じてしまった「予防接種をまだ受けていない子ども達」が、自分達も今から受けたいと言い始めたら困っちゃうので、とりあえず微妙な雰囲気で3歳児にだけささっと受けさせちゃって、まだ受けていない子ども達が騒ぎ出すのを防ごうということなんです。

だったら、むしろちょうど3歳だったきょーちゃんはラッキー?

でも、実験台という考え方もできるし…。

と悩みまくった末に、こうなったら専門家のぶっちゃけトークを引き出して判断しようと、小児科医をやっている、最近子どもが生まれた同級生に、

「自分の子どもが3歳だったら受けさせる?」

と聞いたのでした。すると、

「もちろん受けさせる!副作用のことを言い出したらきりがない。」

ということだったので、やっぱりきょーちゃんに受けさせることにしたのでした。

考えてみると、インフルエンザの予防接種を受ける時に書く同意書も、「恐ろしい副作用があり得まっせ、もし大変なことになっても保険の仕組みがあるから、まぁ何とかなるでしょ」みたいなおどろおどろしいことが実は書いてあります。だから、確かに、気にしていたらきりがないんです。

そして、インフルエンザの予防接種に至っては、その有効性についてまで色々と言われているわけです。

要は、病気を回避出来るかもしれないメリットと、副作用が起きるかもしれないリスクとを天秤にかけて判断すればいいわけですが、関係する要素があまりにも多すぎて、その計算方法や、データを採るときの条件を、ちょっといじっただけで、いくらでも違った結果を出せてしまうんですよね。もう、この領域になると、いくら私でも自分で調べるのは厳しいです。

ということで、能力的にも人格的にも信頼できる専門家の友人の感覚的な判断を信頼したというのが、私の判断のよりどころです。

きょーちゃんは、今のところ副反応も出ていないようで、とりあえず一安心。

それにしても、まだ受けていない子ども達への対応は、これからどうするのでしょうか。

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2010年6月25日 (金)

明日は父の日参観日

明日は幼稚園の父の日参観日です。

きょーちゃんがここのところテンション上がりまくりです。

「お父さん!参観日に来る?」

「もちろん行くよ♪」

「あのね!あのね!幼稚園でお父さんの絵を描いたんだよ!秘密なんだよ!」

「…。」

秘密じゃなくなってしまいましたが、楽しみです♪

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2010年6月26日 (土)

うちは虐待家庭?

うちは虐待家庭?
メガネをかけたお父さんを、きょーちゃんが描いてくれました。幼稚園の父の日参観日でもらいました。

うちでは歌ったり踊ったりと大騒ぎなきょーちゃんですが、極度の内弁慶なきょーちゃんは、幼稚園ではシャイにも程がある感じなんです。

特に参観日で親の目があると、無表情にじっと固まって黙り込んでしまいます。母の日参観日の時もそんな感じで、帰ってきてから聞いてみたところ、

「見られていると恥ずかしいのよ。」

と語っていました。

今日は、少しはましになったものの、親子でいっしょにお遊戯ということになると、無表情にじっと固まってしまいます。

ニコニコ笑顔の若くてキレイめな両親と、そんな父親の膝の上で、無表情でうなだれたまま黙り込んでいる女の子。

この光景って、はたから見ていたら、家では恐ろしい虐待が行われている親子に見えるんだろうなぁと、妻といつも苦笑いしています。

実際に虐待されている子どもは、外ではむしろ過剰に良い子としてふるまう例が多いと思いますが。

まぁ、虐待は無いにしても、何かしら問題があるように見られているだろうし、自分たちが我が家の親子のような姿を見かけたら、そう思うよなぁと思います。

よその親子を見て、色々と勝手な想像をするのは止めようと思います。見ただけでは何もわかりはしないもんですね。

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2010年6月27日 (日)

はらぺこあおむしの楽しみ方

名作として名高いものの、イマイチきょーちゃんの食いつきの悪かった絵本「はらぺこあおむし」を、だいくんと楽しむための工夫です。

Harapekoaomushi

たくさんの食べ物が登場するので、その食べ物を指でつまんでパクリと食べるマネをします。

ずらりと並んだ食べ物の絵を、パパが高速パクパクしてみせると、だいくんも喜んでマネし始めました。

ごっこ遊びの入門編といったところでしょうか。あおむしが食べた穴があいているので、指で触った感触も楽しいようです。

「アムッ!アムッ!」とかわいい声を出して遊ぶ様子は本当に愛おしくなりますよ♪

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2010年6月28日 (月)

チアガールのぽんぽんを作る

チアガールのぽんぽんを作る
きょーちゃんからせがまれて、チアガールのぽんぽんを作りました。

「えいごであそぼ」のお姉さんがチアガールの格好をして歌って踊っているのを見て欲しくなったそうです。

昔、運動会の応援用に作った時のことを思い出しながら、ホームセンターで黄色いビニールひもと剣山を買ってきて製作開始です。

ビニールひもを束ねて真ん中を縛り、両端の輪をはさみで切った後に、剣山でテープを細く裂いていきます。

しかし、剣山で裂く作業がめちゃめちゃ面倒くさい上に、凄まじい抜け毛が発生して掃除が大変だということで、裂く工程は省略することにしました。

「えいごであそぼ」をきょーちゃんと見ていた妻によると、むしろ裂かない方が再現率が高いとのことで、きょーちゃんも納得していました。

剣山は無駄になりましたが、こういうことでもないと覚えない「剣山」というボキャブラリーをきょーちゃんが獲得できたので良しとしましょう。

ただし、私がおもしろがってデタラメばかりを言っていたので、今のところきょーちゃんは、剣山のことを拷問器具だと思いこんでしまっています。

さすがに今のままではマズいので、剣山の本来の使い方を教えるために花を買ってこないといけないですね。

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2010年6月29日 (火)

ゲルマローラーを買った妻

ゲルマローラーを買った妻
妻念願のプラチナゲルマローラーが届きました。1万5千円くらいしたようです。これで顔がひきしまるらしいです。

「おっ!さっそく小顔になった気がする。」

と言ってみたところ、

「まだ使ってない。」

と怒られました。

こんなものに効果があるとは思えないと常々言ってきたのですが、どうしても欲しいとしつこかったので購入に同意したという経緯がありました。

人は真実だから信じるのではなくて、信じたいから信じるのです。それが人間の業です。プラチナゲルマローラーの神通力を信じたい妻に何を言っても仕方ありません。1万5千円を支払う以外に特に悪いことも無いので、この程度の無駄は大目に見た方が人生はうまくいきます。

ただし、同じようなパターンで、美顔器のマルチ商法にひっかかる例も少なくありません。マルチ商法の場合は、失う金額が桁違いに大きいだけでなく、友人や信用などお金以上に大切なものを失ってしまいます。そんな時は、全力でケンカをしてでも止めなければいけません。

東大法学部出身ということもあって、消費生活センターと協力して悪徳商法対策の啓蒙活動をしていたことがあり、マルチ商法にはそれなりに詳しいです。

「自分へのごほうび」

というキーワードが、特に女性をひっかけるときに有効なようです。

「自分へのごほうび」という寝言にすがりつきたい時があるのは仕方ありません。あんまり目くじらをたてると、むしろ心の闇をこじらせてしまいます。

寝言を言ってもいいのです。ただ、心のどこかに、

「ああ、自分は今、寝言を言ってるなぁ。」

と半笑いになっている自分をちょっとだけ残しておけばいいのです。

そうすれば、本当にヤバい時はまわりの人が必死で止めてくれるので、

「うっかり寝てた。目が覚めた。ごめんね。」

と帰ってこれるのです。それでいいのです。

そう言えば、ゲルマローラーを買うにあたって、妻は色々と言っていました。

「このゲルマローラーって、ヤンマーが作っているんだよ!あなたも聞いたことがあるでしょ♪だから大丈夫なんだって!ね!買ってもいいでしょ!?」

ディーゼルエンジンの会社がどうして美容器具なんて作るんだろうと思っていたところ、届いた箱には、

「ヤーマン」

と書いてありました。

信じたいものを信じようとする人間にとって、ヤンマーとヤーマンの違いなんて目に入らないものなんです。それが人間の業なんです。

妻が嬉しそうにゲルマローラーでコロコロ顔をこすっているのを見ていると、美容なんて気の持ちよう次第なのですから、

「これでいいのだ!」

ってことで今日も幸せです。

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2010年6月30日 (水)

お風呂でハイテク射的

お風呂でハイテク射的
お風呂用おもちゃを組み合わせた遊びです。

水に濡れると鼻が光るアンパンマンのおもちゃがあります。濡れたかどうかを判定する役割を果たしているのが、裏側にある銀色の小さな突起です。この部分が濡れると通電して光るしくみです。

この小さな突起の部分を水鉄砲の的として使うと、命中すると赤く光るハイテク射的ゲームになるわけです。

きょーちゃんもそれなりにおもしろがっていました。男の子だともっとテンションが上がると思いますよ♪

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