020ピンク温泉街のおかみの夢
(「000東大パパ」から続けて読んだ方が楽しめます)
大学二年生の冬、ピンク温泉街の大きなホテルの社長に気に入られて遊びに連れて行ってもらったことがありました。ストリップ劇場があったり、最後までサービスしてくれる女性がいたりする温泉街です。
社長は、私を含めて3人の東大生に大変なごちそうを食べさせ、温泉街の射的場などに連れ回したあと、最終的に芸者の置屋に連れて行ってくれました。
私たちが通されたのは、芸者のオネーサン達が待機する部屋で、オネーサン達が大きなコタツに入ってミカンを食べながらくつろいでいました。そのオネーサン達の横に座らされたのです。
社長によると、その置屋が火事になってオネーサン達が住む場所に困っていた時に、社長が自分のホテルにしばらく住ませてやったことから、家族同然のつきあいになったのだそうです。
私たちは、オネーサン達にサービスしてもらうとかではなく、完全にオフモードのオネーサン達といっしょにコタツでくつろぐという、たしかに貴重な経験というか、女遊びを5周くらいしてたどり着くのであろう、社長の高度すぎる遊びに付き合わされたのでした。
「奥の方の部屋は絶対にのぞかないでね♪」
と置屋のおかみさんから、笑顔なんだけどもの凄い迫力で言われたのが印象的でした。
置屋のおかみさんは、かっぷくが良い50歳くらいの方で、特に美人ではなく、どちらかと言うと愛嬌と根性でのし上がってきた感じ。
おかみさんが出してくれた缶ビールを飲みながら、そろって童貞の私たちがオネーサン達の良い匂いにドキドキしていたところ、おかみさんが息子さんの話を始めました。女手一つで育てている高校一年生の息子さんを、東大生である私たちに激励してやって欲しいなんて話になって、おかみさんは息子さんを大声で呼んだのでした。
二階から降りてきた息子のタカシくんは、体が大きくて優しい目をした男の子でした。
「タカシはね、とっても勉強ができるのよ♪私の自慢の息子なの♪」
「お、お勉強頑張ってね!タカシ君!」
「でもね、京都大学に行かせるって決めてるの!」
「と、東大じゃないんですね。」
「そうなの!こだわりなのよ♪あのね、京都大学には、とっても強いアメリカンフットボールのチームがあるのよ。知ってる?タカシは、京大に行って、アメリカンフットボールをするのよ!男はお勉強だけじゃダメだからね。」
「が、頑張ってね!タカシ君!」
「ハ、ハイ・・・」
タカシ君は苦笑いしていました。
きっと、この進路は、タカシ君の希望というよりもおかみさんの夢。
ピンク温泉街のおかみの夢。
その後どうなったのかなぁ…。
(「021アラフォーからアラサーへのアドバイス」につづく)
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東大パパさんのブログは、いつも楽しいです~♪
子に夢を託す親の気持ちもよくわかる!!
親心ですね♪
それにしても東大パパさん、学生時代に貴重な経験をされていらっしゃるのですね、東大だけれど勉強ばかりじゃないところが素敵です(笑)
投稿: emiemi | 2010年9月19日 (日) 11時36分
>>emiemiさん
ブログをいつもご覧頂いてありがとうございます。
学生時代の経験の豊富さは我ながら凄まじいですよ♪地方から上京して、こんなに色々な世界が広がっている東京を味わい尽くさなくてどうすると、それはもうありとあらゆることに首を突っ込みまくりました。
子に夢を託す親の気持ちはよく分かりますが、でも、夢は自分で叶えるものであって、他人に託すのは迷惑な話だなと自分を戒めています。たとえ親子であっても、他人の夢を背負わされるなんて、大きな成果につながることはあっても、本当に幸せになれるかは微妙ですよね・・・
投稿: 東大パパ | 2010年9月20日 (月) 00時27分
パパさんのおっしゃる通りです!!
夢を子に託す!!を超えて課せる親は、いただけません!!
枯れ葉みたいな蛾の動画みました(。。)きょーちゃん、恐がりながらしっかりパパに絡み付いていたのが微笑ましい♪
様々な経験が不足している今の子ども・・・守るパパがいてのきょーちゃんにとっての恐い蛾の経験は、いい経験かも・・・でも・・・気持ち悪い・・・きょーちゃんの気持ちよくわかります♪
iPod touch いいですね~!!パソコン音痴の私も欲しいな!って感じ♪
投稿: emiemi | 2010年9月20日 (月) 09時02分