022エメラルドグリーンのおじさんのファッションセンス
(「000東大パパ」から続けて読んだ方が楽しめます)
私が大学3年生の頃、エメラルドグリーンのおじさんが何か荷物を持って部屋に遊びに来ました。
「おい!大助!お前のファッションはいつ見てもダメダメだな。ちょうどいい上等の服を買ってきたから、どうだ、安く買わないか?」
「……いくら?」
「本当は1万円くらいするけど、3千円でいいからさ。」
「……。取りあえず見せて。」
「ほら!かっこいいだろ!お前が要らないなら俺が自分で着るぞ。」
「……。裏はどうなってるの?」
「どうだ!大助、かっこいいだろ!な!な!」
「……ごめん、ちょっと俺の趣味じゃないかな。せっかくだけど、要らない。」
「そうか、お前は本当にセンスが無いな。ブランドものなんだぞ。そうだ!ベルトもあるんだった。ベルトはプレゼントするぞ。」
「あ、ありがとう。」
ということで、クロコダイル風のベルトをもらったのでした。
いまだに一応保管してあるのですが、クロコダイル風のベルトって、どういうファッションに合わせたらいいのか見当もつきません。
というか、おじさんが私の結婚式に着てきたエメラルドグリーンに輝くスーツといい、おじさんはどこで服を買っているのか見当もつきません。
(「023談志師匠との出会い」につづく)
| 固定リンク



「業の深い人々」カテゴリの記事
お気軽にコメント下さい