50年以上続く育児漫画ブログの元祖
93歳でデビューした漫画家・竹浪正造さんの漫画がとっても面白いです。
青森県で暮らす大正7年生まれの竹浪正造さんは、3歳になる長男・正浩さんのイタズラが面白いから記録しておこうと昭和30年から絵日記を描き始めました。以来ずっと描き続けてきた絵日記が出版されたのです。
言ってみれば、現在大流行している育児マンガブログの元祖といったところでしょうか。
ユーモアたっぷりの正造さんなので、現在の人気ブログのようなノリで、とっても面白いです。基本的に自分で振り返るためだけに描かれた絵日記なのに、サービス精神がてんこ盛りです。
例えば、5歳になる孫が遊びに来たときにソーラン節の踊りを披露してくれたという昭和52年2月1日の日記。踊りに合わせて、妻であるところのおばあちゃんが歌った歌詞が書き込まれているのですが、これがひどいエロ替え歌なんです(笑)
やーれん そうらん そうらん
そうらん そうらん そうらん
ハイ ハイ
おやじ びんぼうで
こんぶの ふんどし
しょべこ するたび
だしがでる ちょい↑これはかあさん ひとつおぼえの かえうた
なんて解説まで(笑)
他人に見せる予定でなかったから、ここまでオープンなのかと思いきや、出版に当たって書かれたコラムがすごいの何の!本の76ページに書いてある、長女・聖子さんの名付けの由来とか、うちのブログも太刀打ちできないレベルのぶっちゃけぶりです。
ぜひ買って読んでみてください。家にずっと置いておいて、ことあるごとにめくってみたくなる本です。
大学ノート2300冊近い絵日記の中から、掲載すべき日記をピックアップした廣済堂出版がいい仕事をしています。章立てを見れば分かると思います。
幸せって何なのか考えるための素晴らしい手がかり。平凡な人生の、あけっぴろげな記録です。
「はげまして はげまされて」竹浪正造
第一章
正浩三歳、いたずらざかり
昭和29〜30年(36歳の頃)
第二章
今日も竹浪家に笑い声が響く
昭和30〜33年(36〜40歳の頃)
第三章
巣立ちゆく子どもたち
昭和37〜46年(43〜52歳の頃)
第四章
孫の誕生
昭和46〜57年(53〜63歳の頃)
第五章
母さんとの思い出
昭和57〜62年(64〜68歳の頃)
第六章
母さんのいない毎日
昭和62〜63年(68〜70歳の頃)
第七章
七十代、人生まだまだ大笑い
平成元年〜8年(70〜78歳の頃)
第八章
正造じいちゃんの、今
平成14〜23年6月(84〜93歳の頃)
| 固定リンク
「オススメグッズ」カテゴリの記事
- 世界一シンプルな仕掛け絵本「まくらのせんにん」(2012.05.25)
- ストライダーを買う時の注意点(2011.09.29)
- 子育て家族はロボット掃除機ルンバをぜひ!(2010.03.22)
- どこからでも家族の写真が見られる機械(2012.03.15)
- 打倒クーピーのポンキーペンシル(2012.01.14)

はじめまして
パパさんのブログいつも楽しみに読ませてもらってます
子供に対する観察眼が興味深く
私なんかふーんと思う事柄を
よくみていらっしゃるなぁと感心するばかりです
この紹介してくださった本
近所の本屋さんで何冊か平積みされてましたよ
小1の子供に紹介されてたくだりを教えると
笑ってました
家庭には笑いが必要ですよね
このおじぃちゃんのユーモアのセンス素晴らしくて
こんなに面白いこと考えられるのが
うらやましいなと思いました
投稿: ぽぽ | 2011年11月28日 (月) 19時29分
>>ぽぽさん
コメントありがとうございます。
この本は平積みしている本屋さんが多いようですね。時代が求めている本なのかもしれません。
家庭には笑いが必要ですよね。ユーモアのセンスって、視点を切り替える力だと思います。情けない弱点も視点を切り替えると強みだったり、強そうに見えるものも視点を切り替えるとヘボヘボだったり。そこに笑いが生まれるし、同時に優しさも生まれます。
「適度なダメさ」を認めて笑い飛ばしてやろうという姿勢でいれば、自然と面白いことがたくさん見つかると思いますよ♪これからもお気軽にコメント下さいね。
投稿: 東大パパ | 2011年11月29日 (火) 10時16分